相談内容 相談者 Yさん 3代前の先祖の不動産の相続登記がされず放置されていたため今回相続登記をしたいというご依頼でした。相続人のうち数名が亡くなっており最終的な相続人の数は15名ほどになるケースで、日本各地に住んでいる相続人全員と話し合い遺産分割協議を作成することは大変と頭を悩ませていました。 なるべく手間をかけず費用も少ない方法で行いたいという希望でした。 目次当事務所のサポート内容 「遺産分割協議」による相続登記を利用すれば、3代前の先祖の名義から直接相談者Yさんへの相続登記が可能なケースでしたので、これにより費用を抑えることができることをご説明しました。 また、手間をかけたくないというご希望でしたので、遺産分割協議書を15名全員に回して完成させることは、非常に手間と労力を要すると考えられました。そこで、遠方の相続人からは「相続分譲渡」をしてもらうことで、遺産分割協議については集まりやすい親族のみで行う方法を提案させていただき、当事務所が窓口となり「相続分譲渡」に関する書類を遠方の相続人宛にご案内し回収いたしました。 結果として、一部の相続人からは「相続分譲渡」を残りの相続人で「遺産分割協議」を行うことにより相続人15名全員に遺産分割協議書に署名捺印をもらう作業をせずともスムーズに相続登記手続きを行うことができました。 不動産登記 この情報を他の人に伝える URLをコピーする URLをコピーしました! 任意後見契約の他に、「見守り契約」は必要ですか。 後見人候補者が本人に立替金があるときの、成年後見開始申立における注意事項 関連記事 亡夫の連れ子に財産を残したい 一人で100%の議決権を有する株主に相続が発生した場合 任意後見契約の他に、「見守り契約」は必要ですか。 後見人候補者が本人に立替金があるときの、成年後見開始申立における注意事項 高齢者の遺言作成と遺言能力 任意後見人の同意権と取消権 相続人の中に、付き合いがなく住所も分からない人がいる場合。 遺言を変更したいのですが、その方法を教えてください。